一戸建て。スケルトンリフォーム
神奈川県一戸建て
「和」のティスト溢れる懐かしい空間。年月とともに、味わいのある家。こんな家に住みたいなぁ・・。
| 所在地 | 神奈川県大和市 |
|---|---|
| 使用材料 | 浴室、トイレ:ＴＯＴＯ 洗面台:今までご使用になられていたキッチンを再加工 |
| 種別 | 一戸建て |
| 工期 | 約３か月 |
| ご要望 | 古くなってきた水廻りのリフォームをご検討されており、お話をするうちに、母屋に続く離れの棟全体をリフォームすることになりました。 母屋と離れがつながっておらず、使い勝手が悪かったため、今回の工事で、棟続きとしたい。 |
和室から続く「縁側」「濡れ縁」を庭側からみたところです。
室内の温かみのある照明の光がもれ、濡れ縁に座ってお茶でも・・・と、いうイメージで。
お月見でもしたくなりますね。
ゆったりとした空間です。
奥に見える柵は、犬小屋です。
・・・こちらもゆったり。
母屋の庇に合わせて新しく作った庇。
（手前に見えるのが母屋）
今回の工事は、豪華な作りの母屋に合わせる部分に注力を注いだ・・・との大工さんの談。
楽しそうでした・・♪
工事前の写真。
なんとも、昭和の香りがする趣のある空間です。
昔はこのような景色が日常だったのでしょうネ。
茶道が趣味の奥様のご要望で「炉」のある和室。
さらに書を飾れるよう床の間も設置。
左側の障子を開けると、ゆったりとした庭へつながります。
【工事前】
水廻りも一新しました。
浴室は（コチラも）ゆったりとした1721サイズ。
ブルーのアクセントパネルがさわやかです。
鏡は壁面巾いっぱいを使った豪華仕様。
トイレの床には汚れがつきにくいセラミックパネルを採用。臭いを抑え、お掃除もサッとひとふきです。
収納庫として昇降ウォールキャビネットも取り付けました。
清潔感重視の気持ちのいい空間になりました。
工事前は、もちろんこのスタイル。昭和の王道です。
トイレも同様。タイル貼りが冷たい印象。
洗面化粧台は、今まで使用していたキッチンを加工し、再利用しました。
オニックス天板の高級なキッチンが、洗面台として新しく生まれ変わりました。
キッチン仕様だっため、大きめなシンクは、茶道の道具を洗ったりと、大活躍です！
※今回新しく鏡のみ、を新調しました。
しっかりしたキッチンの下台。
丁寧に取り外して、洗面エリアに合うよう、サイズをカットして加工し直しました。
箱ものも、しっかりした造りだと、こんな活用法があるのです。
【工事前】
お客様のアイデアによる洗面脱衣室内の収納庫。
左側はステンレスポールのついたクロゼットスタイル。右側は、引き出しや可動式棚のついたオープンスタイル。
壁面を天井まで使った、たっぷり収納です。
天井からポールを取り付けて、雨の日でも、室内干しができるように。
洗面脱衣室とはいえ、洋服掛けも必要ですね。収納内部は、ステンレスポールを配置し、日常使いの服もしまえます。
玄関。
重厚感のある庇が、少しスッキリとシンプルに。
工事前、後もなかなか・・・。
工事前はこちら。↓
屋根、外壁ともリフォーム後は、シャープな印象になりました。
式台には、お客様のお庭にあった木を使わせて頂きました。
足元をほのかに照らして、夜遅くののご帰宅にも安心です。
今回の工事は、一戸建てのお宅をほぼスケルトン状態にしてからの改修工事でした。
一戸建てをはじめから作るくらいのボリュームでしたので、大工さんも、大ハリキリでした。
マンションなどのリフォームと違い、建物を作る楽しさや難しさを勉強させて頂きました。ありがとうございます。リフォームにしては長丁場の現場でしたが、このような現場をさせて頂いたこと、大変感謝致しております。
【解体、工事中・・・少しだけ】
