気づかないけれど・・・工夫アリ。


3月にご紹介した不思議な木枠。店名を木枠に掘り込んで塗装後、いよいよお店デビューをしてきました。



フチにはご覧のような店名を彫り込んでありますが、実際に店舗に設置してみると、よーく見ないと、見逃してしまいがちです。

ただ、本来の目的は、中に差し込んだレコードジャケットを紹介するためのものですので、役割は十分に果たしています。

天井から吊り下がっている木枠は、向きをくるくると変えられますので、どの角度からもジャケットがよく見える仕組みとなっています。

この金具は・・・

工事中によく使用している建築金物です。

中央に配置されている銅管は今後使っていくうちに落ち着いた色合いに経年変化していく楽しみがあります。

今回は、金物を溶接したりと、工事業者ならではの技術を使って、無垢の木材とのコラボレーションです(ちょっと大げさでしたが・・)



ジャケットが入っていない状態はこちらです。何のヘンテツもない木枠に見えますが・・

差込み側にはジャケットを出し入れしやすいように、木の桟を減らしていたりと、使いやすさ満点を目指しています。


と、言いますのは、ジャケットの出し入れは基本的には片手で行いますので、枠をガン見しなくても、手の感覚ですすーっと出し入れができなくてはなりません。

更に、来客者の方々にジャケットの正面が見やすいように枠の向きをクルクル・・と回すこともします。

片手でいろいろな動作をノンストレスで行うための工夫が、小さな木枠に搭載されている・・ということですネ!!(やっぱり大げさ・・かな?)


更に、もともとあるカンウターにつなげて、EP盤を収納するためのオープン棚も設置。

ダークな茶のオープン棚ですが、お店の雰囲気にもうまく合いました。



床から浮かせて設置してありますので、床のお掃除も楽ですし、ここの空間もバーカウンターの延長としてお客様に楽しんでもらう空間とするようです。


好きな方にはめちゃくちゃハマるステキなお店ですよ!!

 


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